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曼珠苑ギャラリー

  • 執筆者の写真: Femme Café
    Femme Café
  • 2011年4月24日
  • 読了時間: 3分

こんにちは!


ファムカフェ代表のいぶきです。


さて、また曼珠苑さんのお話です💕



先週の金曜日22日に先日少し紹介した岡崎隆彌さんの作陶展に行って参りました。



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メンバーはなおみちゃん、けーたくん、やわらちゃん、私。


そして後からやまとりょうくんも参加しました。


前回は桜が綺麗だった野川も、今回は菜の花畑になっていました🥰


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さて到着です。


曼珠苑ギャラリーは曼珠苑さんの喫茶店の店舗とは別に、道を挟んで反対側にあります。


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こんな素敵な器がお出迎え。


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岡崎さんとその奥様が温かく出迎えて下さいました。


この真ん中にいらっしゃるのが岡崎さん、その右には曼珠苑の内田さんです。


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こちらが岡崎さんの奥様。とっても明るく元気な方で、親切にして下さいました。


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岡崎さんの作品は伊賀焼と呼ばれるものです。


以下、岡崎さんと奥様から教えて頂いた陶芸の知識を少し。


陶芸の一番古い焼き方は、縄文時代や弥生時代に行われていた「野焼き」と呼ばれるものだそうです。


次に古いのが岡崎さんの手法で「穴がま」というもの。


つまり岡崎さんの作品は、かなり原始的な手法で作られています。


穴がまというのは約1000年前に朝鮮半島から伝えられ、本来穴を掘り、その中で焼くそうです。


しかし土を掘ると湿気が多いため、現在岡崎さんの窯は下の写真の真ん中に映っているもので地下には掘っていないそうです。


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この大きな釜に一回500~600個もの陶器を入れて、100時間焼くそうです。


岡崎さんと奥様、交代しながら100時間見守るそうですよ、すごいですよね。


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このようにひとつひとつ色や味わいが変わるのも、窯のなかで置かれる位置が違ったり、薪の種類が違ったりするからなのだそう。


同じ形をしていても、全く同じ作品は絶対にない、ひとつひとつ個性がある陶器たちです。


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「ここが黒いのは灰がついているんだなあ」


「この薬液の垂れ方は絶妙だなあ」


なんて考えながら、ひとつひとつじーーっと見ているだけでも飽きません。



そして、岡崎さんが熱く語ってくださった伊賀焼の特徴のひとつ、「破調」について。


「破調」とは、一度完成させたものをゆがめられ、また炎の勢いでざっくりとわれる山割れのこと。


きれいな形を、わざと!でも自然にゆがんだように!手でゆがめるのだそうです。


あくまでも人工的なゆがみではなく、自然なゆがみにするのがとーっても難しいそうです。


うん、難しそうですよね❕



他にも伊賀焼の特徴としては、「焦げ」や「ビードロ」。


一部だけ焦げて黒くなっていたり、


薪の灰と表土が溶け合って生まれる透明な青ガラスがあったりするんです!



最後に岡崎さんならではの、恐竜のような形をした面白い花瓶を紹介。


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そしてこちらは、内田さんが持っている岡崎さんの作品、狛犬!


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ちょっと長くなっちゃったので続きはまた書きますね。


芸術に触れ、なんだか感性が磨かれた気がした素敵な金曜日の午後でした。


そして素敵なお二人との出会いに感謝!


ありがとうございました^^


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岡崎隆彌 伊賀焼 伊賀うへい窯 穴窯よう変 http://www.uheigama.com TEL/FAX: 0595-44-1500 ADDRESS:〒518-1324 三重県伊賀市音羽733-1 E-mail: takaya@uheigama.com


 
 
 

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